あなたのサポートが途上国に生きる人々の精神保健を支援するために必要です。
SUMHの会員になって、一緒に途上国の精神保健を支えてください。
心の病は世界中のどこにあっても起こりえます。しかし、保健の領域でも国際協力の領域でも、心の問題は常に後回しにされがちです。
WHOが2001年の World Health Report でも指摘しているように、世界における精神保健サービスの必要性と実際の供給には大きなギャップがあるのが現状です。特に途上国の大半で、精神保健サービスはほとんど整備されていません。
一方、大災害・内戦・貧困等といった途上国特有の問題は多く、先進国とは違ったストレスや困難に人々は直面しているといえるでしょう。
我々SUMHは日本の精神保健分野での経験を途上国に紹介しながら、途上国の人々とともにその国に適した精神保健体制を考えて行きたいと願っています。
さて、カンボジアは虐殺や内戦といった混乱を30年にわたって経験してきた国です。最近になって、ようやく平和が根付きつつありますが、内戦の頃を遠く過ぎた今も、混乱の時代に受けた心の傷に多くの人々が苦しんでいます。